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斎藤明美/著
昭和の日本映画を代表する女優高峰秀子は、子役デビューした者は大成しないというジンクスを乗り越え、五歳で映画初出演を果たして以来、数々の名作に携わってきた不世出の女優です。
彼女の映画人生そのものが、日本映画の歴史であると言っても過言ではありません。
一方で、彼女の魅力は晩年の生き方にも溢れています。
女優の名誉をきっぱり捨て去り、エッセイストとしても活躍しながら、身の丈にあった生活をして、八十六歳でその生涯を閉じるまで、限りなく無に近づく老い支度でした。
彼女の人生は古き良き日本が大切にしてきた暮らし方、日本人の理想とする生き方を体現していました。
本書はそんな高峰秀子の生き方をキーワードで読み解き、体の部位にまつわるエピソードで解き明かします。
日本人の理想の生き方、老いの流儀が学べるファン垂涎の一冊です。
また、本書では高峰秀子、幻の映画デビュー作『母』のDVDが付いており、貴重な映像が楽しめます。
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